連休明け５月７日（木）からの診療についてですが、引き続き万全の感染対策を行いながら通常診療を行って参ります。

４月７日の緊急事態宣言を受けて、緊急性の無い治療や予防メンテナンスの患者さまのご予約を５月６日以降に変更して頂いて縮小診療を行って参りました。この縮小診療の期間に我々スタッフ一同、連休明けの診療に向けてさらなる感染予防対策を充実させるため準備を行ってきました。
従来、歯科診療においては患者さまの持つ肝炎ウイルス、HIVウイルス、インフルエンザウィルス、病原性細菌などの様々な感染源に対する防御、また患者さまに感染させないように、あらゆる感染対策を行ってきました。診療に使用する機器はすべて滅菌されていますし、他の科に比べると歯科では使い捨てマスク、グローブの使用量が非常に多いです。また、エアロゾルからの感染防御のためにゴーグル、マスク、強力な吸引装置を使用することは以前から行われています。

今回コロナ感染対策のために以下の対応を追加しております。
・受付にて飛沫対策としてアクリルボードを設置いたしました。
・診察券は提示のみでお願いいたします。
・当日受診問診表を記入していただきます。
・非接触型温度計にて検温させていただきます。
・院内の換気を行っておりますので、寒く感じられる方は衣服での調節をお願いいたします。
・受付、待合椅子、患者接触部位を常に次亜塩素酸にて消毒を行っています。
・院内の過密を避けるために、診療室への導入が前後する場合がございます。
・治療前に消毒薬でうがいをしていただきます。
・マスク、グローブ、滅菌材料の充実を行いました。
・受付、診療室内が密にならないように、アポイントの調整を行っています。

先日、日本歯科医師会長から「歯科医院で歯科医師や歯科衛生士から患者さんに対してコロナウィルスが感染したという例は１例もない」とメディアに対して発言がありました。いままで歯科医院で感染症が蔓延したという報告はありません。歯科での長年の感染対策の努力をご理解頂けると思います。
また、口腔ケアで感染症の予防ができること、感染症からの肺炎の重症化を防げることが分かってきています。

歯科治療に不要なものはありません。また、予防メンテナンスは患者さまの歯と健康を維持するために必要です。
治療が必要な方、予防メンテナンスを大切にしたい方はご来院していただきたいと思います。
もちろん、ご不安な方はご来院を控えていただいても構いません。
ご不明な点に関してはお問い合わせいただきますようお願いいたします。

院長　匠原